豪雨や台風などで車が水没する前に知っておきたい対処法
安全情報 今週末 台風25号が関東接近 冠水した道路にたまたま居合わせてしまったら?車が水没する前に知っておきたい対処法 📅 2026-09-18 📋 この記事の目次 車が走行できる水深の目安 水位が急に上がってきたときの初期対応 車内に水が入ってきた場合の脱出手順 水が引いたあと、絶対にやってはいけないこと まとめ 今週末、大型の台風25号が関東に接近する見通しです。気象庁や各気象会社の予報によると、台風は20日(日)から21日(月・祝)にかけて関東へ接近し、関東南部や千葉県などを中心に警報級の大雨・暴風・高波となる恐れがあるとされています。20日から21日にかけては道路の冠水が発生する可能性も指摘されており、外出中にたまたま冠水した道路に居合わせてしまうケースも考えられます。 この記事では、公的機関やJAFが公表している情報をもとに、冠水路に遭遇してしまった場合にどう対処すればよいかを整理します。 Section 01 1.車が走行できる水深の目安 JAFのユーザーテストによると、水深30cmであればセダン・SUVタイプともに時速10km・30kmでの走行が可能だったのに対し、水深60cmになるとセダンタイプはフロントガラスの下端まで水をかぶり、時速10kmでしばらく走行できたものの途中でエンジンが停止し、SUVタイプも時速30kmでは走行できなかったと報告されています。 🚗 水深30cm セダン・SUVとも時速10km・30kmで走行可能 ⚠️ 水深60cm セダンは途中でエンジン停止、SUVも時速30kmでは走行不可 🚪 水深60cm セダンのドアが水圧で重くなり開けられなくなる 🌊 水深60cm以上 車体が浮きはじめ、ハンドル・ブレーキが効かなくなる 一般的に、乗用車が走行可能とされる水深は「ドアの下端、つまり車の床面が浸からない程度」とされています。また水深が上がるとエンジンルームの吸気口から水を吸い込みやすくなり、速度を出すほどエンジン停止のリスクも高まるとされています。 濁った水では水深を目視で判断することが難しいため、高架下・線路のガード下・立体交差のアンダーパスなど、周囲より低い場所は冠水しやすく、大雨時にはできるだけ迂回することが基本とされています。 Section 02 2.水位が急に上がってきたときの初期対応 走行中に前方の水位が急に上がった場合は、可能であれば水が浅いうちに引き返すことが基本です。無理に前進・後退の判断を急がず、周囲の車や歩行者の状況も確認しながら、より高く安定した場所を目指して停車することが推奨されています。 ⚠️ エンジンが停止したら再始動しない 万が一エンジンが停止してしまった場合、何度も再始動を試みるのは避けるべきとされています。吸気系にすでに水が入っている状態でエンジンを再始動しようとすると、エンジンの損傷をさらに大きくする可能性があるためです。...