コンテンツにスキップ
SACHS Official Online
SACHS Official Online
サスペンションに負荷がかかる”使い方”とは? 街乗り中心のドライバーが知っておきたい4つのパターン

サスペンションに負荷がかかる”使い方”とは? 街乗り中心のドライバーが知っておきたい4つのパターン

前回の記事では、走行距離がそれほど伸びなくても、サスペンション(ダンパー)への負荷が大きくなりやすい使い方がある、という話をしました。首都圏・大都市圏での短距離・高頻度の街乗りが、その代表例です。今回はこの点をさらに掘り下げ、具体的なパターンを挙げていきます。

サスペンションに負荷がかかりやすい、4つの行動パターン

① 首都圏・大都市圏での「短距離×毎日」運転

対象エリア例: 東京23区/横浜/大阪市内

1回あたり5〜10km以内の移動が中心で、信号・渋滞・右左折・Uターンの多い環境では、サスペンションの減衰機能が低速域で連続して働き続けます。その結果、油温が上がりきらない状態が続き、内部摩耗が進みやすくなります。このような使い方では、5〜6万km前後で乗り味の変化を感じるケースが比較的多いとされています。

② コンビニ・立体駐車場・機械式駐車場の日常利用

急なスロープへの侵入、斜め進入、車止めギリギリでの停車——日本では、このような動作を求められる駐車場が多い傾向があります。こうした場面ではサスペンションのストローク端を頻繁に使うことになり、マウントやブッシュの寿命が大きく縮まります。走行距離はさほど伸びていないのに、足回りだけが先に消耗しやすいのが、このパターンの特徴です。

③ SUV・ミニバン・EV × 街乗り中心

車重2t超・高重心・積載や同乗者が多い車両は、同じ段差を乗り越える場合でも、サスペンションへの入力エネルギーがセダン系より大きくなります。さらにEVは回生ブレーキによる前後荷重移動が頻繁に発生するため、同条件で比べると早い段階でサスペンションの変化を感じるケースが見られます。

④ タイヤ・空気圧の管理が行き届いていない

空気圧が低い状態や偏摩耗の進んだタイヤでは、本来タイヤが吸収すべき路面からの衝撃をサスペンションが肩代わりすることになります。日本では車検制度があるため、大きな異常が出るまで使い続けられるケースも少なくなく、気づかないうちにサスペンションの消耗が進んでいることがあります。

サスペンションは、エンジンやブレーキのように急に性能が変わる部品ではなく、
使い方に応じて少しずつ乗り味が変化していく部品です。
なお、上記はいずれも「すぐに故障する」という話ではなく、
使い方によって変化が出やすいポイントを列挙したものです。
気になる場合は、点検やリフレッシュを考える目安として捉えてもらえれば良いかと思います。

では逆に、サスペンションが長持ちしやすい使い方とは?

以下の条件が重なる場合、サスペンションが10万kmを超えて使用されている例も珍しくありません。

  • 高速道路・バイパスの走行比率が高い
  • 1回の走行距離が30km以上
  • 車高はノーマル
  • 積載・乗員が少なめ

ご自身の使い方と照らし合わせてみると、思い当たる点があるかもしれません。使い方を少し意識するだけでも、サスペンションの状態は変わってくるはずです。

 

前の記事 なぜ"有名"と呼ばれるのか ──サスペンションブランドの本当の評価軸──
次の記事 サスペンション(ショックアブソーバー/ダンパー)の一般的な寿命とは

製品の比較

{"one"=>"比較する2つまたは3つのアイテムを選択します", "other"=>"選択された3つのアイテムの{{ count }}"}

比較する最初のアイテムを選択します

比較する2番目の項目を選択します

比較する3番目の項目を選択

比較